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先日当社がテレビで紹介されました。是非ご覧下さい。
日輝通商のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
当社は、プラスチック(廃プラスチック)をマテリアルリサイクルしている会社です。
2004年創業当時、日本では不要になったプラスチックは「廃棄処分」が常識でした。しかし中国では、プラスチック原料が大量に必要とされ、廃プラスチックの再生プラントが相次いで建設されていました。実際に現地を訪れ、その圧倒的なマンパワーと経済成長への熱気を感じた私たちは、日本の廃プラスチックは必ず「廃棄処分」から「有価・再生」の時代が来る、と確信したものです。そうして、中国の再生事業者との取引をスタート。様々なご支援ご協力を頂きながら事業を拡大してまいりました。
2017年、私たちの業界に激震が走ります。中国が廃プラ輸入禁止を決定。日本国内で廃プラスチックをペレット加工や粉砕をする必要性が加速しました。当社は、以前より建設・稼働させていた3つの工場で、廃プラスチックのペレット加工や粉砕を強化し、現在、行き場を無くしつつある国内の廃プラスチックの問題に鋭意、対応しています。
石油原料の枯渇化は、社会にとって大きな問題です。しかし、それ以上に、中国の廃プラ輸入禁止の理由にもなった、リサイクルの製造過程で発生する洗浄廃水、選別後の異物、排ガスなどの環境問題は、重要な問題となっています。
日本は製造コストが高いだけでなく、環境基準も世界トップレベルの厳しさです。このような状況で果たして大量の廃プラスチックをリサイクル加工ができるのか、日本のリサイクルの状況は揺れに揺れています。
当社はこれまで、常に先を読みながら、「挑戦する気持ち」と、「私たちの事業は世の中に必要不可欠だという信念」を、強く持ち続けることで、さまざまな局面を乗り越えてまいりました。これからもこのスピリットを胸に、環境問題と原料の枯渇化という二つの大きな問題に、正面から取り組んでまいりたいと考えております。
代表取締役 永渕裕一